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ヨーロッパスタイルのパーティ・・・だそうです。
(スタッフコーナー)
8月17日からの日本語集中講座も28日に終わり、ゲストハウスに宿泊していた英語の先生たちも、其々の赴任地に帰って行かれました。
最終日の28日、長期滞在中のマルコ(ドイツ出身)から、同じクラスだった仲間たちとパーティをしたい!という申し出がありました。人数は何人になるかわからない・・でも大勢参加すると思う、料理は韓国の人たちが担当、それぞれは持ち寄り、というような内容でした。みんな頑張って勉強したから、いいよ~、楽しんでね・・・。とお手伝いすることに・・・・。
夕方になると、続々参加者さんたちが・・・・、会場がパンク寸前、というくらいの人が集まりました。韓国・アメリカ・中国・ブラジルetc・・そして日本の高校生の皆さんも・・。開始時間もまちまち、それぞれが気ままに集まって、ほんとに知らない人が急に参加してもOK、という雰囲気。でも、持ち寄ったもの(若い人たちなので、ほとんど買ってきたものでしたが)を机の上に置いたまま、どうする・・・?!という人たちも・・・・。「みなさぁん、大きなお皿があるから、これに持ってきたものを並べて、みんなで自由に食べられるようにしましょう!」普段は仕切ることをしない私ですが、取りあえず声掛けをして、始めてもらいました。
遅くまで、みんなで自由におしゃべりし合って、最後はおきまりの二次会(カラオケ)へと流れていきました。
翌日、マルコのところには、「楽しかった~!」「Thank you!」というメールがたくさん届いたそうです。
「昨夜は、本当にヨーロッパスタイルのパーティだった。こんなパーティができたのは久しぶり・・・・。」少し疲れていたようですが、嬉しそうに伝えてくれました。
「みんなが楽しんでくれたのなら、大成功。外国の人によく言われるように、日本では住宅事情が違うので、オープンなパーティをするところは少ないでしょ。だから、こういうパーティに慣れていなくて、どう参加していいか戸惑っていたみたいね。楽しむことも、片づけたり気配りすることも、こういうパーティから身につけていけるといいね。また、企画しましょう。」私の感想も伝えて、ちょっとした反省会になりました。
いろいろ大変でしたが、私自身も勉強になりました。

最後まで、盛り上がっていたメンバーさんたちです。
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投稿者 sophiaclub : 2009-8-30 09:44
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ちょっと!どうする?国際交流!
(スタッフコーナー)
13年前、ボランティア団体ソフィア倶楽部を設立した頃、留学生支援に一生懸命でした。冷蔵庫・洗濯機・生活用品に困っていると聞けば日本人に呼びかけ、軽トラックを運転して取りに行ったり・・・リサイクルバザーも何度か行いました。彼らが残していった、電気用品のリサイクル費用を負担したときには、「留学生に命でも助けられたのですか・・・そこまでしないでも・・・」と業者さんに言われたこともありました。何でもかんでも、「困っている」と聞けば、まっしぐら・・・!こういう性分なんだから・・とまわりもあきらめかけているようです。
今頃は、いろいろな事業が忙しいのと、各大学のサポート体制も整ってきていて、そんなに協力できていないのですが、頼まれると、また同じような気になって動いたりしています。
最近、あることで、受け入れする日本人の対応について大川さんと長い話になりました。大川さんは、青年海外協力隊の派遣で、エジプトに2年滞在、そのあとも障害のある子どもたちの支援に何度かエジプトを訪れている個人NGOさんです。アラビア語の通訳もできます。
で、エジプト人の気質について・・・。もちろん、みんながみんなそうではありません。どこの国の人でも人によります。日本人も様々です・・。
あるエジプト人のご家族・・。とってもフレンドリーです。研究生として大学に通われていました。その家族のマンションの大家さんは、とってもいい人で、外国の方のために安く宿舎を提供して下さっています。お友達としてレストランで皆さんにご馳走したり・・・交流することを楽しんでいらっしゃいます。ときには高価なディナーも・・・・。
そのエジプト人のことは、大川さんから日本人に依存しすぎて困っている(例もいくつかあげてくれたのですが個人的なこともあるので省略します)・・というようなことを聞いていたのですが、わたしからどうこう言うことでもないし、フレンドリーで、大家さんも喜んでいらっしゃるようなので、黙っていました。
一昨日のこと、大家さんから突然、お電話をいただきました。
「あのエジプト人のことだけど、毎日々々、スープを持って来てくれて、そのあとにエジプトの兄弟が困っているから、お金を寄付してほしい・・と言われるんです。お断りをしたのだけど、それでも毎日スープを持って訪ねて来られるから、困ってしまって・・・・。」
日本語はもちろん、英語もなかなか通じにくいので、アラビア語通訳の大川さんに連絡。(彼女は小学校に通っている彼らの子供たちの学習支援員もしていました)
「あ~、そうですか。あの人たちなら、そんなこともあるでしょう。今、ラマダンの時期かも・・、この時期は、スープとか食べ物を人にふるまったりするから・・・。まあ、今度から松山で生活を始めるエジプトの人には、きちんと話しておいたほうがいいかも。それと、日本人の対応も考えたほうがいいですよね・・。」とのこと。
この不景気の時代でも、日本人はお金持ち・・と思わせてしまう私たちの対応も考えたほうがいいのかもしれません。
でも、エジプト人のいい人もいっぱいいましたし、彼ら自身も、言葉はわからなくても、コミュニケーションの力わざでよく話しかけてくれて、面白い人たちではありました。
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投稿者 sophiaclub : 2009-8-27 12:41
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日本文化体験・・目白押し!!
ゲストハウスは、28日まで日本語講座に通っているALT(英語教師)の皆さんでいっぱいになっています。
皆さんとても熱心に学んでいて、はやく日本のコミュニティに溶け込もうとしているのが伝わってきます。
ゲストハウスでも応援したくて、いくつかの日本語体験イベントを行いました。
毎週火曜日に行われている草月流いけばな。今回は特別に外国の方向けにレクチャーをしていただきましたが、なかなか奥の深い哲学的なレッスンになりました。先生から簡単な基本の説明があり、その後は自由に表現していったのですが、それぞれに意味があり、その説明を先生が上手に受けて下さって、どう手を加えればより完成させられるか、というアドバイスも皆さんに伝わっていました。フラワーアレンジメントとの違い、活けた作品の評価のしかたについて、プロの作品との違い、楽しみ方などたくさんの質問にも、丁寧に答えていただきました。

真剣な表情。何を表現しているのでしょうか・・・。
愛媛県国際交流センターの日本語助成事業として行っている「More!日本語!」の2回目として行ったのは、「日本料理・牛丼づくり」。講師として愛媛学園の先生に来ていただきました。

さすがプロの方。本格的な料理に、みなさん感動していました。

料理の前の日本語の先生によるレクチャー。実際に材料を切ったりしながら「Jyozu Desu.」「Oishii desu.」と習ったばかりの言葉をさかんに使っていました。

土曜日は七重さんによる「俳句講座」。生徒さんは初級の人が多かったので、主に英語で説明されていました。
俳句は、頑張って日本語で作りましたよ。

「More!日本語!」のひとつ、日本の歌を通したレッスン。お馴染みの「四季の歌」をテキストにしたレッスンでしたが、初級の人たちが多かったため内容の読解までは難しかったようです。でも、みんなで歌詞を覚えて、楽しく歌うことができたので、もっと上手になりたい!という学習のモチベーションは上がったようでした。

8月23日(日)は三津浜の花火大会でした。ゲストハウスのみんなも、それぞれ仲間を作って出かけて行きました。ドイツのマルコとスイスのヨナスも浴衣を着て出かけて行きました。(花火大会の後、みんなでカラオケに行って、帰ってきたのは午前3時だったとか・・・。)

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投稿者 sophiaclub : 2009-8-25 10:48
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松山市の友好都市・ピョンテク市からのお客さま
(スタッフコーナー)
ピョンテク市の窓口をしているギルニョさんは二つの団体に属しています。ひとつは、代表をしている「青空」。主に、日本語学習のサポートをしながら日本(松山市)との民間交流を推進しています。もうひとつは「韓日友好交流協会」。この協会は民間交流だけでなく、ピョンテク市の産業経済の交流推進もしている大きな団体です。ギルニョさんはここでも事務局長として、松山との交流をコーディネートしたり、通訳として同行したりしています。とてもがんばりやさんで、しっかりしている彼女ですが、あらゆる分野の団体さんから、松山との交流のコーディネートを頼まれ、私以上にハードな毎日をおくっています。
以前、ピョンテク市内のドンサ小学校から、松山市の小学校と交流したいという希望があり、ギルニョさんと調整していたのですが、8月11日から14日までの日程で、校長先生・教頭先生と先生方6名、ギルニョさんを入れて計9名の方をお招きすることができました
交流をつないだのは、松山市立清水小学校。ここは、県内初の試みとして学校の余裕教室を活用し、高齢者の生きがいデイサービス事業を展開している「いきがい交流センターしみず」が併設されているところです。松山市の中心部に位置しています。「いきがい交流センターしみず」の職員の浅沼さんがコーディネートしてくださいました。
*皆さんが、いちばんカルチャーショックを受けられたのは、小学校に冷房設備がない!ということ。
韓国では全小学校、冷房完備だそうです。

お盆時期のため、学童保育もお休みで校舎内の見学だけでしたが、興味深く見学されていました。

清水小学校も校長先生・教頭先生・交流担当の先生が参加して下さいました。

プロジェクターを使って、交流の様子も説明していただきました。
お互いの意見交換も和気あいあいで行われ、これからの生徒たちの交流についても順調に進めることができました。


伊予水軍太鼓の体験。さすが先生方!まじめに講習をうけられ、練習曲もすぐマスターされました。

これがちゃんちき。

二之丸庭園では、きものとお茶の体験を行いました。今回は男性の先生方もりっぱな侍に・・・・。

13日、松山祭り・野球拳踊りの日でした。ゲストハウスからの眺めです。市長さんの「何もかも忘れて、羞恥心をかなぐり捨て、頑張って踊りましょう!!」という激励スピーチが響いていました。
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投稿者 sophiaclub : 2009-8-18 09:06
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More Nihongo! 日本語学習体験 in Guesthouse
(スタッフコーナー)
ソフィア倶楽部が活動を始めた頃、大阪にある多文化共生センターの方に、外国人の生活相談について研修をしていただいたことがあります。そのとき、三つの壁について、お話しをされました。「言葉の壁」「制度の壁」そして「心の壁」。それは、今でも折にふれて思い出し、自分たちの活動の軸となるものが、ぶれないように気をつけています。
愛媛に在住されている外国人の方は、まだそう多くはありませんので、制度的なこと(労働・法律など)に関しては、行政(国際交流センターなど)の対応は充実しています。(私たちは、普段の何気ない会話から引き出すことができれば、それをつないでいくようにしています。)言葉に関しても、後身を育てる苦労はありますが、日本語ネットワークさんやJASLさんのように、サポートされている団体があります。私たちも、みなさんと連携しながら協力させていただいていますが、最近、学んだ日本語を実践で使うための体験学習の機会がもっと欲しい、という声を指導者の方や学習者の方から聞かれるようになりました。また、基本的な学習が終わる途中で参加しなくなる学習者も多いので、より地域生活に溶け込むための、持続的な日本語レッスンの場についても希望されているようでした。
ソフィア倶楽部でも何か協力できればと、「体験を通して、日本語を学ぶ」講座を企画、8月7日は、愛媛の伝統工芸「砥部焼」の風鈴作りを行いました。
今回の参加は、全員中国の方、それも女性。皆さん、和気あいあい、楽しんでくれました。

初めに、日本語の先生によるレッスンがありました。ちゃわん、湯呑、どんぶりなど、焼物つながりで、日本の食器について勉強しました。初級のかたから、上級の方まで・・・・レベルはまちまちですが、助け合って受けてくれました。

絵付けも、真剣なようす。

皆さんの作品。思い思いのデザインを描いて・・・・。出来上がりは、3週間後だそうです。
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投稿者 sophiaclub : 2009-8- 8 12:29
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夏のゲストハウス。いろいろ・・・。
(スタッフコーナー)
愛媛大学・国際連携推進機構・AINECS(愛媛大学学生国際交流協力事業会)の理事をさせていただいています。毎年、留学生の歓迎会と送別会の時期に理事会が開かれますが、今回は、会員をどうすれば増やすことができるのか、という話になりました。主に、大学の職員の方々が会員になられていて、その方々の年会費3000円が活動資金となっています。その資金を増やすためにも、一般の方々に呼びかけてみては・・という意見が出ていました。そうなんです。この会自体、皆さんに知られていない、というのは実感していますので、こういうご意見は尤もだと、うなずいてきました。(これについて討議がはじまると、時間的に難しくなるので、うなずいただけでしたが・・・・)少しずつ、会員集めに協力していきたいと考えています。

これから、愛媛大学で研究する留学生の皆さん。

毎週火曜日に行われている草月流いけばな教室。宿泊されている外国の人に好評です。
スイスから来ているヨナスくん。日本語の教科書を持参していると聞いて、愛媛県国際交流センターで行われる17日からの「日本語集中講座」を紹介。この後、九州を回ってからまた戻ってきて、受講することになりました。
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投稿者 sophiaclub : 2009-8- 7 14:06
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