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    インターンシップの感想 (スタッフコーナー)
 

夏休みの間、ソフィア倶楽部をサポートしてくれていたYuki君(現在アメリカの高校12年生)のインターンシップが終わりました。最後に、彼から、アメリカやイギリスの大学を受験するために、今回の受入に基づいて推薦状を書いて欲しいとの依頼がありました。彼の人間性・今回サポートしてくれたことの功績などをまとめたもの。こういう活動での報告は、アメリカの大学では成績の次に重要視されるものだそうです。もちろん、彼はソフィア倶楽部の活動に多大なる貢献をしてくれましたので、喜んで推薦状を書かせていただきました。そして、こちらからは、まだ力のないNPOソフィア倶楽部が、彼の望むような受入ができたかどうか、彼の目にはどう映ったのかを知りたくて、感想文を書いてもらうことにしました。以下が、彼の感想です。


『「孤軍奮闘」とソフィア倶楽部の活動はよく表現される。主催している玉乃井さんも自ら認めるほど、一人で「愛媛の国際化」と旗に掲げ、行政や国と交渉し、事業をエネルギッシュに進めて行く戦いっぷりを表現していると思う。

僕はこの2年間、ソフィア倶楽部の中で、猫の手みたいに何処か玉乃井さんが手の届かない所に攻め込んで行き、少しでも玉乃井さんの活動費を増やそうと努力した。

たかが猫の手でも、担当柄、僕は部屋の隅っこでキーボードを激しく叩いていることが多いのだが、事務所にやってくる人々と会話を交わしたり、蒲団屋さんのイベントを通し、様々な人たちとコミュニケーションをとる中で、事務所の現状は把握できた。

僕はここ3年間、アメリカで学生生活をしている。アメリカは「人種のるつぼ」と日本の教科書で書かれているとおり、人種が多様な国で、文化も環境によって非常に異なる。日本はそれに比べ、食べるものや肌の色には全く多様性がなく、皆外見的には同じ文化を共有している。僕が日本の私立中学にいたころも、この特徴が実生活には強く現れていて、なんとなく日本文化はつまらないものだと決め付けていた。

しかし、ソフィア倶楽部が僕に提供してくれた環境は、この偏見を覆すほどのインパクトがあった。ソフィア倶楽部のオフィスには、様々な人々が集まり、意見を交換していく。同じ日本人であっても、ソフィア倶楽部に集まる人々は僕が国内・国外で見てきた「恥ずかしがり屋の日本人」のイメージをみごとに壊してくれた。彼らは自分の意見が外に出ることを恐れず、それどころか、その意見を摩擦させることによって斬新なアイデアを生み出していた。僕は初めて日本人という人種が「日本人」という一言葉でバインドすることが出来ないということを身にしみて感じ、理解した。

ソフィア倶楽部での経験は別種のマインドセットの発見でもあった。英語を一例に挙げると、僕は「文章力のある流暢な英語」で文章を書くことを目標に挙げていたが、全く異なった視点で「易しい単純な英語」を目指す文化がソフィア倶楽部にはあった。また、様々な社会的地位の大人と触れ合うことで、社会の厳しさや経営の難しさ、日本の教育事情をファーストハンドで耳にしたり、体験することが出来た。

ソフィア倶楽部に来る多国籍の人々の中には僕に衝撃を与える人が多かった。僕が今まで見てきた外国人とは全く違う像を映してくれたからだ。僕は米国で暮らしていて今まで色々な国の人たちと交友したことがあるが、彼らには何処か日本文化に対する敬いが欠けていたところがあった。詳述は省くが、彼らは単純に日本文化、ましてや松山文化にはてんで興味が無かったのだ。それとは対照的に、ソフィア倶楽部を訪れる多国籍の人々の中には、僕より日本文化を研究していたりする人もいて、彼らの知的ファイアパワーに圧倒された。僕は将来、東アジア学と国際関係学を軸にアカデミアの世界を探求する予定だが、その際には彼らの松山まで来て日本文化を学ぶという決心と精力ある姿を是非見習いたい。

無論、今回の経験すべてが、ストレートに僕の中に影響をもたらすとは限らない。それでも数々の機会を通し、「肥し」となる経験をソフィア倶楽部は与えてくれた。今後も僕はウェブを通し、「猫の手」としてソフィア倶楽部の運営に携わっていく予定だ。同時に、ソフィア倶楽部の一躍のパフォーマンスを祈るばかりである。』

Yuki君は、いわゆるポーカーフェイスの・・感情をあまりストレートに出さない青年で、たとえば、「Yuki君、宝くじで1億円当たったの!」と言っても「そうですか、それは良かったですね。」・・・「Yuki君、家が火事になったの!」と言っても、「それは、大変でしたね。」と答えて、またもくもくとキーボードをたたいている・・そんな感じでした。アメリカで、英語づけの毎日らしいので、日本語での表現は苦手になっていて、何でもスマートにこなす優秀な彼に、「日本語、上手になってね・・。」と茶化したりもしました。一見、エリートのとっつきにくい感じですが、実は、育ちのいい素直な性格の青年でした。まわりが大人の人たちばかりだったので、もっと日本の同年代の人たちにもまれたほうが良かったかもしれませんが、また、そういう機会もあるだろうと思っています。彼は、これからきっと、アメリカのトップレベルの大学に進むと思います。そして、国際的に活躍してくれるだろうと・・。そのときに、こういう市民レベルの活動の大変さや楽しさを、思い出してくれたら有難いと思っています。

 

投稿者 sophia : 2006-9- 4 08:44 | コメント (4) | トラックバック (0)




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コメント

yuki君
お疲れ様でした。
今日の昼間にお別れ会に行けず残念。
でも、またいつかで、会える事を信じて・・・。

投稿者 花咲かおじさんです。 : 2006年09月04日 20:33

>ハナサカさん

ハナサカさん、とても楽しい時間をありがとうございました。

多分11月か12月には一時帰国するので、そのとき時間があればソフィア倶楽部で会いましょう。


>玉乃井さん

ボクがポーカーフェイスなのは現場で気持ちに余裕が無かったからかもしれませんし、日本人と円滑な人間関係を作れる話し方が知らなかっただけかもしれません。

この面はボクが学生を卒業して社会勉強を積んではじめて向上できることだと思います。それと、ボクにとっては自分が世間体からエリートと見られるかどうかなんてどうでもいいんです。エリートにならずとも自分の納得できる人生になればそれで良いと思ってます。

大学についても然りで、ボクはランキングだけを見てトップ大学に入りたいと思ってるわけではなく、自分の勉強したい分野が強い学校に入りたいからそこに応募するわけです。

今の段階では自分にとって何が「幸せ」と呼べるか決定的には分からないので、ソフィア倶楽部で幅広い経験をし、自分を試したわけです。この幅広い経験がボクが記事の中で書いた「肥し」になるわけで、別にエリートになりたいからその肥しをもらったわけではありません。

投稿者 y : 2006年09月04日 22:50

身内感覚で、「エリート・・」を書いてしまって、気にさわったら、ごめんね。蒲団屋さん共々、これまた、身内感覚で期待を寄せていて、今日の会話でも、「ぜひ、ハーバードへ行ってくれ」みたいな話になってしまって、Yuki君には大きなおせっかいだったかも・・と、反省しています。ともあれ、自分の思う道をしっかり歩んでいってください。「いころ」一同、応援しています。

投稿者 事務局 : 2006年09月05日 00:40

hey,Yukikun,hope u still remember me;)am looking forward to see u when u come back juz give me a ring or ask Tamanoi san.Plz..

投稿者 aiko : 2006年10月03日 22:32

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