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昨年行なった、留学生と地域との交流事業は、とても意義のあるものでした。
留学生のサポートを始めて12年。その間、様々な留学生と出会いました。初めの頃は生活用品の提供や住居探しなど、まだまだ生活の大変な状況でしたので、地域の方たちに呼びかけて協力していただきながら活動していました。当時から、奨学金の制度や支援していただける団体もあったのですが、留学生自身が何か地域の中で活動する・・ということは少なかったように思います。日本人には頼るだけ頼って、自分で何もしようとしない人も居ました。(お世話をする日本人がそういう留学生を作ってしまう場合もあります)ビジネスの相談などもありました。
国費をもらって自国のために勉強に来ているのが留学生だと思っていましたので、自分自身のキャリアのためと言い、自国に帰らない留学生に出会ってがっかりすることもありました。ヨーロッパに行っていた留学生は、ボランティア精神も養われて帰国するけれど、日本ではなかなかそういうことが育たないとも言われています。NGOのためにも協力でき、帰国後日本と自国をつなぐことができる・・・そういう人たちが育つお手伝いができればと考えながら活動してきました。
昨年度からこの助成事業を知り、地域との交流を通して留学生たちが彼らの考えを伝える、ということが何かにつながれば・・・と提案させていただきました。
今回行いました「観光プランコンテスト」では、まず地域の中で取材を行ない、それをみんなの前で提案、発表する、そして評価される・・というかたちを取りました。コンテスト当日は、参加者みんながとても緊張していて、真剣に取り組んでくれているということが伝わってきました。また、終了後もこういう機会をこれからも作って欲しいと言ってくれました。行政の方に審査に協力いただいたのも、彼らの励みになったと思います。最優秀賞を取ったフビンさんは、大学の先生に報告、研究室に賞状を飾ってもらっているそうです。内容的には、彼らの専門分野ではありませんので、まだ充分なかたちになっていませんが、これからもっと広く協力を仰いで、このコンテストを続けていきたいと考えています。
また、観光の分野だけでなく、環境問題・教育・まちづくりなど、地域で彼らの意見を発表できる機会も作っていきたいと思っています。
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