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もしも温泉がなかったら?
・・・それは、日本人にとって想像しがたいことでしょう。
なにしろ、3000年の歴史を持つ“国民的な”癒しの習慣なのですから。
 
 
1.道後温泉の魅力
 
道後温泉は、日本最古の温泉だといわれています。日本三古湯(愛媛県の道後温泉、兵庫県の有馬温泉、和歌山県の白浜温泉)の1つで、昔から天皇・皇族や多くの著名人が来湯しています。また、旧千円札に肖像が描かれていた夏目漱石の代表作の1つに小説『坊っちゃん』がありますが、この中にも道後温泉が登場します。「ほかの所は何を見ても東京の足元にもおよばないが温泉だけは立派なものだ。せっかく来たものだから毎日はいってやろうという気で、晩飯まえに運動かたがた出かける。…温泉は三階の新築で上等は浴衣をかして、流しをつけて八銭ですむ。そのうえに女が天目へ茶を載せて出す」。そんなことから、道後温泉は別名「坊っちゃんの湯」とも呼ばれています。明治27年に建てられた木造3階建ての建物は当時でも大変珍しく、現在では温泉に入ることができる建造物としては唯一国の重要文化財に指定されています。
 300円という安い料金で重要文化財も古湯も体験できるのですから、夏目漱石でなくとも是非体験しておきたいものです。追加料金を払うと、浴衣を着て日本茶やお菓子を味わったり、天皇専用の浴室である又新殿(ゆうしんでん)を見学したりすることができます。
 
2.道後温泉にまつわる伝説
 
(1)玉の石
むかしむかし、神さまが日本の国をつくった時代の話です。
万能の力を持つ「大国主命(おおくにぬしのみこと」と親指くらいの背丈の「少彦名命(すくなひこなのみこと)」の2人の神さまが、国づくりのために日本中を巡っていました。道後を訪れたとき、少彦名命は長旅の疲れか、今にも死んでしまいそうなくらい重い病気にかかってしまいました。驚いた大国主命は、少彦名命を手のひらにのせて湧き出る道後のお湯で温めました。すると少彦名命はまたたく間に元気になり、目をさまして、「ちょっと昼寝をしていたようだ。ああ気持がよい。ひと舞いしよう」と、そばにあった石の上で、楽しそうに舞い踊ったのです。その石は「玉の石」と呼ばれていて、足跡が石の表面に残っています。いつでも見ることができるよう、道後温泉の北側に大切に置かれてます。
 
(2)白鷺伝説
もうひとつ、道後温泉の起源となったお話があります。これも大昔のお話しです。
道後の山里に、足の傷ついた白鷺が毎日舞い降りていました。それを見た村人が、鷺の降りる所に何があるのだろうかと行ってみると、岩の割れ目から湯が湧き出ていました。白鷺はその湯に、傷ついた足をひたしていたのでした。白鷺が何日かそれを繰り返したのち、傷は全く癒えて元気になりました。この話はまたたく間に人々に広がり、やがて大勢の人がその湯に入るようになったということです。道後温泉本館の屋根の上には白鷺のオブジェがあり、建物の周囲や内部にも白鷺のモチーフを見つけることができます。
 
3.プラスαの楽しみ方
 
(見る)
宮崎駿監督の映画『千と千尋の神隠し』で主人公の千尋が迷い込む巨大な風呂屋=油屋は、道後温泉本館がイメージの元になったと言われています。建物内部の複雑さや、神様がおいでになったという話にも共通点が見いだせます。浴場の内部はすべて高級建材として有名な産地の天然石(御影石と庵治石)を材料としていて、これは、日本の温泉の中では道後だけです。
 
(食べる)
お風呂に入るだけではなく、浴衣を着たり、日本茶やお菓子をいただくなどの文化的体験もできます。お茶は、日本で昔から使われている茶釜で沸かした湯で淹れてくれます。また、3階席では、松山の名物菓子「坊っちゃん団子」を食べることもできます。
 
(聞く)
道後温泉は「日本の音風景百選」にも選ばれています。朝6時半、正午12時、夕方6時には時刻を告げる太鼓の音が鳴り響きます。お風呂のお湯は毎日入れ替えられており、新しいお湯に入るための「一番湯」を目指して、開門前から多くの温泉ファンが並びます。
 
 
 
 
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